「胃瘻とはお腹につける小さなお口」と言われるように、ここから胃の中に栄養を入れます。
口から物が食べられなくなった場合、点滴や、鼻から胃に入れた管から栄養剤を注入して栄養を摂ります。
この鼻からの管の代わりに直接お腹につけた孔が胃瘻(いろう)です。以前は開腹手術をしてつけていましたが、最近は内視鏡を使って安全に簡単につけられるようなり(内視鏡的胃瘻造設術)、全国では1年間で10万人以上の方に新たに施行されています。つけられた胃瘻ボタンや管は次第に劣化するので定期的な交換が必要ですし、脇もれや周囲の皮膚のただれなどのトラブルもよくあります。
交換が必要になったり、さまざまなトラブルがありましたらぜひご相談ください。