「痔(じ)」でお悩みの方は恥ずかしがらずにぜひご相談ください。
新しい注射療法「ジオン」治療も行います。
人類が進化の過程で2足歩行になってから「肩こり」と「痔」は避けられない悩みになったという説があります。痛み、出血、脱出、さらにかゆみや、違和感など、恥ずかしがらず、我慢せず、あきらめずに、まずはご相談ください。
飲み薬で便秘や下痢を解消して規則正しい排便ができるようになったり、付け薬で改善することも多いのですが、ほかにもさまざまな治療法があります。
「痔(じ)」でお悩みの方は恥ずかしがらずにぜひご相談ください。
新しい注射療法「ジオン」治療も行います。
人類が進化の過程で2足歩行になってから「肩こり」と「痔」は避けられない悩みになったという説があります。痛み、出血、脱出、さらにかゆみや、違和感など、恥ずかしがらず、我慢せず、あきらめずに、まずはご相談ください。
飲み薬で便秘や下痢を解消して規則正しい排便ができるようになったり、付け薬で改善することも多いのですが、ほかにもさまざまな治療法があります。
輪ゴム結紮(けっさつ)法は、内痔核を「切り取る」のではなく、
縮小させるという治療法です。
輪ゴム結紮器という専門の器具を使って特殊な輪ゴムを痔核の根元の粘膜の部分にくくりつけて締め付け、痔核に通う血液を止めます。すると血の通わなくなった痔核は徐々に壊死し、やがては根元から取れてしまうのです。
粘膜の部分は痛くありませんし、輪ゴムを取り外すための手術といったものも必要ありません。壊死した痔核と共に、自然に便と一緒に流れてしまいます。
輪ゴム結紮法の利点・欠点
輪ゴム結紮法の利点としては、大掛かりな手術が不要であり、苦痛が少ないということが挙げられます。
デメリットとしては、まず、全ての内痔核に有効とは限らないことが挙げられます。例えば、輪ゴムでは縛り付けることができない大きさの痔核にはこの方法は使えません。また、縛ることによって痛みを感じる皮膚の部分にまで痔核ができている場合にも、使用できません。
最近新しく開発された、ジオンという硬化剤を注射することで、痔の脱出や出血を改善する治療法です。痛みや出血がほとんどなく、日帰りで処置できます。ただし、結紮切除術に比べて再発率が高く、今後の検討課題となっています。
新しい治療法のため特殊な投与技術が必要であり、決められた手技講習会を受講したしか実施できず、まだ実施していないもあります。
1、
仙骨に麻酔薬を注入して痛みを取ります。
2、
痔核に硬化剤(ジオン:主成分は硫酸アルミニウムカリウム・タンニン酸)を、1つの痔核に対して4ヶ所に分けて注射します。
3、
痔核へ流れ込む血液の量が徐々に減り、出血が止まります。脱出も軽くなります。
痔核が次第に小さくなり、脱出が見られなくなります。
硬化剤注入療法の利点・欠点
輪ゴム結紮法の利点としては、大掛かりな手術が不要であり、苦痛が少ないということが挙げられます。
デメリットとしては、まず、全ての内痔核に有効とは限らないことが挙げられます。例えば、輪ゴムでは縛り付けることができない大きさの痔核にはこの方法は使えません。また、縛ることによって痛みを感じる皮膚の部分にまで痔核ができている場合にも、使用できません。